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産後 髪質

産後の髪質が戻らないママたちへ。
シャワーの度に髪がごっそり抜けて、思わず鏡で分け目を確認していませんか?
初めての出産で、髪質の変化とうねりやパサつき、ゴワつきに戸惑うのは当然です。

このまま髪が戻らなかったらどうしよう…
もしかしてこのままハゲてしまうの?
その恐怖と不安、よくわかります。

ご安心ください。
その大量の抜け毛は、あなたの体が回復に向かっている証拠です。
産後の髪質の変化は約9割のママが経験する、一時的な生理現象です。

この記事では、産後ママの不安を解消するために、医学的な根拠に基づき
抜け毛のピークはいつまでで、いつ回復するの?
を解説します。
さらに、忙しい育児中でも実践できる「たった5分で髪質を改善するケア方法」を厳選してお届けします。

知識を持って正しい対策をすれば、髪は必ずまた輝きを取り戻します。もう一人で悩まないでください。

産後4ヶ月の抜け毛・パサパサ・ゴワゴワはいつまで続く?産後の髪質回復の目安

産後 髪質 いつ戻る
産後の抜け毛や髪質変化は一時的なもので、多くの場合は自然に回復します。
今のあなたが感じている不安は、産後ママの約9割が経験する正常な体の反応です。

抜け毛のピークは産後2〜4ヶ月で、まさに今が最もつらい時期かもしれません。
しかし、この状態は永遠に続くわけではありません。
産後の髪質の回復には個人差がありますが、産後6ヶ月から1年ほどで元の状態に戻っていくケースがほとんどです。
ただし、授乳の有無や生活習慣、ケアの方法によって回復のスピードは変わります。

【まずは安心を】産後の抜け毛・髪質変化は9割のママが経験する正常な反応

このままハゲてしまうのでは?
という恐怖は、産後ママの多くが抱える共通の悩みです。
実際、出産を経験した女性の約83%が産後に髪質の変化を感じています。

これは病気ではなく、出産に伴う自然な体の変化です。
妊娠中は女性ホルモンの影響で本来抜けるはずだった髪が抜けずに残っていました。
出産後にホルモンバランスが元に戻ることで、溜まっていた髪が一気に抜けるのです。
つまり、今起きている抜け毛の大部分は「遅れて抜けている髪」であり、新たに薄毛になっているわけではありません。

医学的には「分娩後脱毛症」や「産後脱毛症」と呼ばれ、治療の必要がない生理的な現象として位置づけられています。
多くの産婦人科医や皮膚科医も「時間が解決する」と説明しており、過度な心配は不要です。

抜け毛のピークは産後2〜4ヶ月、回復するのは6ヶ月〜1年後が目安

産後4ヶ月のあなたは、抜け毛が最も激しい時期にいます。
この時期、1日に200〜300本もの髪が抜けることもあり、排水溝が詰まったり枕が髪だらけになったりすることは珍しくありません。

抜け毛の回復タイムラインは以下の通りです。

  1. 産後2〜4ヶ月
    抜け毛のピーク。シャンプー時や朝起きた時に大量の抜け毛を実感
  2. 産後5〜6ヶ月
    抜け毛が徐々に落ち着き始める。新しい髪が生え始める時期
  3. 産後7〜9ヶ月
    前髪の生え際に短い産毛(アホ毛)が目立つようになる
  4. 産後10ヶ月〜1年
    髪の密度が戻り、髪型も整いやすくなってくる
  5. 産後1年以降
    ほぼ元の髪質に戻る。
    一部の人はここからさらに数ヶ月かかることも



ただし、これはあくまで平均的な目安です。
二人目以降の出産では回復が遅れる傾向があり、授乳を続けている場合も回復に時間がかかることがあります。


【産後の髪質の変化】うねり・パサパサ・ゴワゴワした髪質はいつから改善する?

産後の

産後の髪質の変化に、髪のうねりやパサつき、ゴワゴワ感に悩むママも多くいます。
これは髪の水分保持力が低下し、髪表面のキューティクル(髪を保護する層)が傷ついているサインです。

うねり・パサパサ・ゴワゴワの改善は抜け毛の回復より少し遅れます。
産後6〜8ヶ月頃から髪に少しずつツヤが戻り始め、1年〜1年半で元の質感に近づいていきます。
改善の兆しとして、以下のような変化を感じたら回復が始まっている証拠です。

  • 髪を触った時のザラザラ感が減ってきた
  • ドライヤー後の髪の広がりが少し落ち着いた
  • 毛先の引っかかりが以前より少なくなった



授乳中は栄養が赤ちゃんに優先的に送られるため、髪への栄養供給が後回しになります。
卒乳後は栄養が髪にも行き渡るようになり、髪質改善が加速するケースが多く見られます。

「産後1年経っても戻らない」場合に考えられる3つの原因

産後1年以上経過しても髪質が改善しない場合、以下の3つの原因が考えられます。

  1. 産後の慢性的栄養不足
    授乳や育児で自分の食事が疎かになり、髪の材料となるタンパク質や鉄分が不足している可能性があります。
  2. 産後のホルモンバランスが完全に戻っていない
    生理が再開していない、または周期が不安定な場合、ホルモンの回復が遅れている可能性があります。
    産婦人科で女性ホルモンの値を測定してもらうことで確認できます。
  3. 産後脱毛症から「壮年性脱毛症(女性型脱毛症)」に移行している
    これは加齢やストレスによって起こる薄毛で、産後脱毛とは異なる治療が必要です。



まずは以下の症状に気を付けてください。

  • 生え際や分け目の薄毛が目立つようになった
  • 産後1年半以上経過しても改善しない
  • 家族に薄毛の人がいる



これらに当てはまる場合は、皮膚科や薄毛専門クリニックへの相談を検討してください。
早期の対応が回復のカギとなります。


なぜ産後に髪質が変化しパサパサ・ゴワゴワ・うねりだらけになるの?

産後 髪質 パサパサ ゴワゴワ うねり

産後の髪質変化の正体を理解すれば、適切な対策を立てられます。
原因は主に女性ホルモンの急激な変動にありますが、それだけではありません。

妊娠中は女性ホルモンのエストロゲンが通常の100倍以上に増加し、髪にツヤとハリをもたらします。
しかし出産後は数日で通常レベルまで急降下するため、髪は一気に栄養不足の状態に陥ります。

さらに
授乳による栄養の偏り、
睡眠不足、
育児ストレスが重なる

ことで、髪質の悪化は加速していきます。
これらは単独ではなく複合的に作用し、髪からツヤと潤いを奪っていくのです。

女性ホルモン(エストロゲン)の急減が髪からツヤと潤いを奪う

エストロゲンは「美のホルモン」と呼ばれ、髪の成長と健康に欠かせない存在です。
このホルモンには髪の成長期を延ばし、ツヤと潤いを保つ働きがあります。

妊娠中、エストロゲンの分泌量は通常の100〜1000倍まで増加します。
この影響で多くの妊婦さんは「妊娠中に髪が綺麗になった」と感じます。
しかし出産後、エストロゲンは出産から数日で急激に低下し、産後2〜3週間で妊娠前のレベルに戻ります。
この急降下が髪に大きなダメージを与えるのです。

エストロゲンが減少すると、髪の水分保持力が低下します。
健康な髪は約10〜15%の水分を含んでいますが、エストロゲン不足の髪は水分量が5%以下まで低下することもあります。
水分を失った髪はパサパサになり、キューティクルが開いてゴワゴワとした手触りになります。
さらにエストロゲンには皮脂分泌を調整する働きもあるため、減少すると頭皮が乾燥し、髪のツヤも失われていきます。

授乳で栄養が赤ちゃん優先→髪に届く栄養が不足するメカニズム

母乳は血液から作られており、ママの体内の栄養素が優先的に使われます。
1日に必要な母乳の量は約780ml、
これを作るために500〜700kcalものエネルギーが消費されます。

授乳中のママの体は「赤ちゃんファースト」で動いています。
摂取した栄養素は生命維持に重要な臓器から順に配分され、髪は優先順位が最も低い部位の一つです。
特に以下の栄養素が不足すると、髪質の悪化が顕著になります。

  • タンパク質
    髪の約80%を構成するケラチンの材料。
    不足すると髪が細く弱くなる
  • 鉄分
    頭皮への酸素供給に必要。
    不足すると髪の成長が止まり、抜け毛が増える
  • 亜鉛
    タンパク質の合成に必須。
    不足すると髪が作られにくくなる



授乳中は通常よりも多くの栄養が必要ですが、育児の忙しさで食事が疎かになりがちです。
おにぎりやパンだけで済ませる食事が続くと、炭水化物ばかりでタンパク質やミネラルが圧倒的に不足します。
この栄養不足が、産後の髪質悪化を加速させる大きな要因となっています。

睡眠不足とストレスが頭皮の血行不良を引き起こす悪循環

新生児の育児では、まとまった睡眠を取ることがほぼ不可能です。
2〜3時間おきの授乳やおむつ替えで、睡眠は細切れになります。

睡眠不足は髪に深刻な影響を与えます。
髪の成長は主に睡眠中、特に深い睡眠(ノンレム睡眠)の時に行われます。
この時間帯に成長ホルモンが分泌され、髪の細胞分裂が活発になるのです。
しかし産後の細切れ睡眠では深い眠りに入る時間が極端に短く、髪の成長サイクルが乱れます。

さらに睡眠不足は自律神経のバランスを崩し、交感神経が優位な状態を作ります。
交感神経が優位になると血管が収縮し、頭皮への血流が悪化します。
頭皮の血流が悪いと、毛根に栄養が届かず、髪は細く弱々しくなります。

育児ストレスも同様のメカニズムで頭皮の血行不良を引き起こします。
赤ちゃんが泣き止まない
夫が育児を手伝ってくれない
といったストレスが慢性化すると、常に血管が収縮した状態になり、髪の成長環境は悪化する一方です。
睡眠不足とストレスの悪循環が、産後の髪質悪化を長引かせる大きな要因となっています。

産後の髪のうねりは毛穴の歪みが原因?髪質変化の正体

産前はストレートだったのに、産後は髪がうねってまとまらない
という悩みを持つママは少なくありません。
このうねりの原因は、毛穴の形状変化にあります。

健康な頭皮では毛穴がまっすぐに開いていますが、頭皮がむくんだり乾燥したりすると毛穴が歪みます。
歪んだ毛穴から生えてくる髪は、真っ直ぐではなくカーブを描いて成長するため、うねりやクセが発生するのです。
産後はホルモンの影響で頭皮がむくみやすく、さらに栄養不足で頭皮が硬くなるため、毛穴の歪みが起こりやすい状態です。

また、産後の抜け毛で一度毛穴が空になった後、新しく生えてくる髪が以前と同じ毛穴から生えるとは限りません。
毛穴の位置が微妙にずれたり、複数の毛穴から1本の髪が生えたりすることもあります。

  • 髪の断面が真円ではなく楕円形になっている(うねりの原因)
  • 髪の太さが均一ではなく、デコボコしている(ゴワつきの原因)
  • 髪1本の中で太い部分と細い部分が混在している(手触りの悪化)



これらの変化は一時的なものが多く、頭皮環境が整えば徐々に改善します。
ただし、元のストレート髪に完全に戻るかどうかは個人差があり、産後をきっかけに髪質が変わったまま定着するケースもあります。

【今日から実践】産後ママの髪質を改善する7つの基本ケア

産後 髪質 ヘアケア

適切なケアを行えば、髪質の回復を早めることができます。
育児で忙しい中でも続けられる、シンプルで効果的な方法を厳選しました。

高価なトリートメントや時間のかかるケアは必要ありません。
大切なのは、毎日のシャンプーや乾かし方など基本的なケアを正しく行うことです。
特にシャンプー選びは最も重要で、間違ったシャンプーを使い続けると髪質悪化を加速させます。
これから紹介する7つのケアは、どれも5〜10分程度でできるものばかりです。赤ちゃんがお昼寝している隙間時間や、お風呂の時間を活用して、できることから始めてみましょう。

【最重要】産後のパサパサ髪に最適なシャンプーの選び方

シャンプー選びを間違えると、どんなにトリートメントを頑張っても効果は半減します。
産後の弱った髪には、洗浄力が強すぎるシャンプーは逆効果です。

市販の安価なシャンプーの多くは「ラウレス硫酸Na」や「ラウリル硫酸Na」といった洗浄成分を使用しています。
これらは洗浄力が非常に強く、必要な皮脂まで奪ってしまうため、産後のパサパサ髪をさらに悪化させます。
産後ママに最適なのは「アミノ酸系シャンプー」です。

アミノ酸系シャンプーの見分け方は、成分表示の最初の方(水の次あたり)に以下の成分が記載されているかチェックしてください。

  • ココイルグルタミン酸Na
  • ラウロイルメチルアラニンNa
  • ココイルグリシンK
  • ラウロイルアスパラギン酸Na



これらは髪と同じアミノ酸でできた洗浄成分で、必要な潤いを残しながら優しく洗い上げます。
さらに保湿成分として
「ヒアルロン酸」
「セラミド」
「コラーゲン」
「植物オイル(アルガンオイル、ホホバオイルなど)」
が配合されていれば、洗いながら髪に潤いを与えられます。
価格は1本2000〜3000円程度と高めですが、髪質改善への投資として考えれば決して高くありません。

赤ちゃんのお世話中でもできる!入浴時5分間頭皮マッサージ

頭皮マッサージは血行を促進し、髪に栄養を届きやすくする効果があります。
専用のマッサージ器具は不要で、指の腹だけで十分です。

シャンプー中に行うのが最も効率的です。
シャンプーを泡立てたら、爪を立てずに指の腹を使って頭皮を動かすイメージでマッサージします。
ゴシゴシ洗うのではなく、頭皮そのものを前後左右に動かす感覚です。

効果的なマッサージの手順は以下の通りです。

  1. 両手の指の腹を耳の上に置き、円を描くように10秒間マッサージ
  2. 指の位置を後頭部に移動し、同様に10秒間
  3. おでこの生え際から頭頂部に向かって、指で押し上げるように10秒間
  4. 襟足から頭頂部に向かって、同じく押し上げるように10秒間
  5. 最後に頭頂部全体を指圧するように10秒間



合計50秒、これを2〜3セット繰り返しても5分程度です。
頭皮が温かくなり、少しポカポカする感覚があれば、血行が良くなっている証拠です。
毎日続けることで、2〜3ヶ月後には髪にハリやコシが戻ってくることを実感できるでしょう。
強い力は必要なく、気持ちいいと感じる程度の力加減で十分効果があります。

髪の水分を逃がさない正しいドライヤー・タオルドライの手順

髪は濡れている時が最もダメージを受けやすい状態です。
濡れた髪はキューティクルが開いており、摩擦や熱に弱くなっています。

多くのママが間違えているのが、タオルでゴシゴシと髪をこすること。
これは濡れて傷つきやすい髪に摩擦ダメージを与え、パサパサを悪化させます。
正しいタオルドライは「挟んで吸い取る」イメージです。
タオルで髪を挟み、優しく押さえるようにして水分を吸い取ります。
頭皮はタオルを当てて指の腹で軽く揉むように拭きます。

ドライヤーは「速く、完全に」乾かすのが鉄則です。
自然乾燥は頭皮に雑菌が繁殖しやすく、髪のダメージも進みます。
以下の手順で効率的に乾かしましょう。

  1. まず頭皮から乾かす(ドライヤーを頭皮から15cm以上離し、根元に風を当てる)
  2. 髪の根元が8割乾いたら、毛先に移動
  3. 最後に冷風を当てて、キューティクルを引き締める



ドライヤーの温度は120度以下が理想ですが、確認が難しい場合は同じ場所に3秒以上温風を当てないよう意識してください。
最新のドライヤーには髪を守る機能がついているものもあり、産後の弱った髪には投資する価値があります。
完全に乾かすことで、寝ている間の摩擦ダメージも大幅に減らせます。

洗い流さないトリートメントとヘアオイルの使い分け方

洗い流さないトリートメント(アウトバストリートメント)は、産後の髪質改善に欠かせないアイテムです。
ただし、種類と使い方を間違えると効果は半減します。

主な種類は
「ミルクタイプ」
「オイルタイプ」
「ミストタイプ」
の3つです。

産後のパサパサ髪には、保湿力の高い「ミルクタイプ」が最適です。
ミルクタイプは髪内部に浸透して水分を補給し、表面をコーティングしてくれます。
オイルタイプは髪の表面を保護する力が強いですが、浸透力は低いため、ミルクタイプと併用するのが理想的です。

効果的な使い方は以下の通りです。

  1. タオルドライ後、髪が半乾きの状態で適量を手のひらに広げます。
  2. 毛先から中間にかけて、髪を握るようにして馴染ませます。
  3. 根元や頭皮につけると、ベタつきやかゆみの原因になるので避けてください。



使用する量は下記を目安にしてください。

  • ショートヘア
    1〜2プッシュ(または1円玉大)
  • ミディアムヘア
    2〜3プッシュ(500円玉大)
  • ロングヘア
    3〜4プッシュ(500円玉大×2)



つけすぎはベタつきの原因になるので、少量から始めて様子を見ましょう。
特に産後の細くなった髪は、少量でも十分効果があります。
朝のスタイリング前に使うと、髪のまとまりが格段に良くなり、育児で忙しい朝の時短にもつながります。

産後の弱った髪に絶対NGなケア(カラー・パーマ・過度なブラッシング)

産後の髪は想像以上にデリケートです。
普段なら問題ないケアでも、今は避けるべきものがあります。

最も避けるべきはヘアカラーとパーマです。
これらの施術は髪のタンパク質構造を化学的に変化させるため、産後の弱った髪には大きな負担となります。
特に授乳中は薬剤の影響が気になるママも多いでしょう。
美容室では「授乳中でも大丈夫です」と説明されることもありますが、髪のダメージを考えると産後6ヶ月〜1年は控えるのが賢明です。

どうしても白髪が気になる場合は、ヘアマニキュアやカラートリートメントなど、髪の表面だけに色をつけるタイプを選びましょう。
これらは髪内部を傷めず、授乳中でも安心して使えます。

過度なブラッシングも要注意です。
ブラッシングは髪に良い」という思い込みから、1日に何度も力を入れてブラッシングするのは逆効果です。

  • 濡れた髪をブラッシングする(キューティクルが剥がれやすい)
  • 目の細かいブラシで無理に絡まりをほどく(切れ毛の原因)
  • 頭皮から毛先まで一気にブラッシングする(摩擦ダメージ大)



正しいブラッシングは、まず毛先の絡まりをほどき、次に中間、最後に根元から毛先へと順番に行います。
使用するブラシは目が粗く、先端が丸くなったものが理想的です。
産後の抜け毛が多い時期は、無理にブラッシングせず、目の粗いコームで優しくとかす程度で十分です。

産後の髪質が戻らない時の本格対策!栄養・生活改善・専門ケア

産後の髪質で基本的なケアを続けても改善しない場合は、より本格的な対策が必要です。
特に産後1年を過ぎても髪質が戻らない時は、内側からのアプローチが重要になります。

髪は体の末端にある組織で、栄養状態や健康状態がそのまま反映されます。
外側からのケアだけでは限界があり、体の内側が不健康なままでは美しい髪は育ちません。
ここでは、食事や生活習慣の見直しから、プロの力を借りる専門ケアまで、より踏み込んだ対策を解説します。セルフケアで対応できる範囲と、専門家に相談すべきタイミングを見極めることが、髪質回復への近道です。

産後の髪質改善に効く栄養素ベスト5と手軽に摂れる食材リスト

髪の99%はケラチンというタンパク質でできています。
そのため、タンパク質不足は髪質悪化の最大の原因です。

授乳中のママは通常より20gも多く、1日60〜65gのタンパク質が必要です。
しかし実際には、育児の忙しさから炭水化物中心の食事になりがちで、タンパク質が大幅に不足しています。
以下の5つの栄養素を意識して摂取することで、髪質改善は格段に早まります。

  1. タンパク質(1日60〜65g目安)
    – 鶏むね肉100g(タンパク質23g)
    – 卵2個(タンパク質12g)
    – 納豆1パック(タンパク質7.4g)
    – ギリシャヨーグルト1カップ(タンパク質10g)
  2. 鉄分(1日8.5〜9.0mg目安)
    – 牛赤身肉100g(鉄分2.7mg)
    – ほうれん草1束(鉄分2.0mg)
    – あさり水煮缶1缶(鉄分29.7mg)
  3. 亜鉛(1日11〜12mg目安)
    – 牡蠣5個(亜鉛13mg)
    – 豚レバー80g(亜鉛5.4mg)
    – アーモンド20粒(亜鉛0.8mg)
  4. ビタミンB群(特にビオチン)
    – 卵黄(ビオチン豊富)
    – レバー
    – 大豆製品
  5. オメガ3脂肪酸
    – サバ缶1缶
    – くるみ片手一杯
    – アマニ油小さじ1



忙しい朝は「卵かけご飯+納豆+アーモンド」、
昼は「サバ缶丼+ほうれん草のお浸し」
などのように、組み合わせで効率的に摂取しましょう。
コンビニ食でも、サラダチキン、ゆで卵、ギリシャヨーグルトを選べば、タンパク質を補給できます。

授乳中でも安全!髪に良いサプリメントの選び方と注意点


食事だけで必要な栄養を摂るのが難しい場合、サプリメントの活用も選択肢の一つです。
ただし、授乳中は赤ちゃんへの影響を考慮する必要があります。

授乳中でも比較的安全に摂取できるのは、以下のサプリメントです。
まず「鉄分サプリ」は、産後の貧血改善と髪質改善の両方に効果があります。
ヘム鉄タイプは吸収率が高く、胃腸への負担も少ないのでおすすめです。

次に「亜鉛サプリ」は、タンパク質の合成に必須で、髪の成長を促進します。

ビオチン(ビタミンB7)は「髪のビタミン」とも呼ばれ、髪質改善に直接働きかけます。
水溶性ビタミンなので過剰摂取の心配も少なく、授乳中でも安全です。
市販の「髪・肌・爪サプリ」の多くにビオチンが配合されています。

ひとつひとつ分けて考えるのが面倒なら、女性用育毛サプリメント「ラミナスCYP(旧:ヘアバース))」もおすすめです。


【ラミナスCYP(旧:ヘアバース)お客様の声より】
洗面所や枕を見るたびに ひどく落ち込み、育児疲れも重なってストレスから上の子にあたることもしばしば。
そんなとき主人が元神先生が特集されている雑誌を見つけ、そこに紹介されているラミナスCYP(旧商品名:ヘアーバース)をすすめてくれました。
授乳中も服用できるサプリメントのため、産後、同じ状態に悩む女性も安心して使えることを知り、ネットで購入してから届くのを心待ちにしていました。
飲みやすい錠剤で、男性も使えるとのことで、主人と一緒に飲んでいます。 私は3か月を過ぎたころから、主人は5か月ころから変化を感じはじめました。
子どもたちと写真を撮ることが憂うつでしたが、飲んでいる今では「大事な家族の思い出を増やそう!」と毎日写真を撮っています。主人も明るさの戻った私を見て、うれしそうです。

※個人の感想であり、効能・効果を保証するものではありません。

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ただし、サプリメントはあくまで補助的なもので、食事の代わりにはなりません。
まずは食事内容を見直し、どうしても不足する栄養素をサプリで補うという考え方が基本です。
使用前にパッケージの「授乳中の使用について」の記載を必ず確認し、心配な場合は産婦人科や薬剤師に相談してください。

睡眠不足でも髪へのダメージを最小限にする生活習慣の工夫

睡眠を取りなさい」と言われても、赤ちゃんが夜泣きする以上、まとまった睡眠は無理です。
しかし、工夫次第で髪へのダメージは軽減できます。

重要なのは睡眠時間よりも「睡眠の質」です。
たとえ細切れでも、深い睡眠に入れれば成長ホルモンは分泌されます。

睡眠の質を上げるコツは、寝る前1時間はスマホを見ないことです。
授乳後についSNSをチェックしてしまいがちですが、ブルーライトは脳を覚醒させ、深い睡眠を妨げます。

また、赤ちゃんと一緒に昼寝をすることも効果的です。
「家事をしなきゃ」という気持ちはわかりますが、週に数回は赤ちゃんの昼寝に合わせて15〜30分の仮眠を取りましょう。
短時間でも昼寝には疲労回復効果があり、自律神経のバランスを整えて血行を改善します。

ストレス軽減も重要です。
以下のような工夫で、育児ストレスを少しでも減らしましょう。

  • 週に1回、30分でも一人の時間を確保する
  • 家事は完璧を目指さず、優先順位をつける
  • 夫や家族に具体的に頼む(「髪を洗いたいから30分見てて」など)
  • 産後ママのオンラインコミュニティで悩みを共有する



ストレスが減ると交感神経の緊張が和らぎ、頭皮の血流が改善します。完璧な母親を目指すより、「ほどほどに手を抜く」ことが、結果的に髪質改善にもつながります。

美容室の髪質改善トリートメントは産後ママに効果的?選び方のポイント

美容室で提供される「髪質改善トリートメント」は、産後の髪にも効果があるのでしょうか?
結論から言うと、種類を選べば効果的です。

髪質改善トリートメントには大きく2種類あります。
一つは「酸熱トリートメント」で、髪内部の結合を強化してハリやツヤを出す施術です。
産後の弱った髪には効果的で、持続期間も1〜2ヶ月と長めです。
もう一つは「システムトリートメント」で、複数のトリートメント剤を重ねて髪に浸透させる方法です。
こちらは即効性がありますが、持続期間は2〜3週間程度です。

産後ママが美容室を選ぶ際のポイントは以下の通りです。
まず「託児サービス付き」または「ベビーカー入店可能」な美容室を選ぶことです。
最近は産後ママ向けのサービスを充実させている美容室も増えています。

次に、カウンセリングで「産後の髪質変化」を伝えることが重要です。
経験豊富な美容師なら、産後の髪に適したメニューを提案してくれます。
「強い薬剤は避けたい」
「授乳中」

といった事情も遠慮なく伝えましょう。

料金は5000円〜15000円程度と幅があります。
高ければ良いというものではなく、自分の髪質と予算に合ったメニューを選ぶことが大切です。
ただし、美容室のトリートメントは一時的な効果であり、自宅でのケアを怠ると効果は長続きしません。
美容室での特別ケアと、自宅での日常ケアを両立させることが、産後の髪質改善の理想的なアプローチです。

産後1年以上髪質が戻らない時は要注意!専門医に相談すべきサイン

産後1年以上経過しても髪質が改善しない場合、医学的な対応が必要なケースがあります。
以下のサインに当てはまる場合は、早めに専門医に相談してください。

まず、生え際や分け目の地肌が目立ち、明らかに薄毛が進行している場合です。
産後脱毛は全体的に髪が薄くなりますが、特定の部分だけが極端に薄い場合は「壮年性脱毛症(女性型脱毛症)」の可能性があります。
これは産後脱毛とは異なる疾患で、放置すると進行します。

次に、産後1年半以上経っても抜け毛が続いている場合です。
通常、産後脱毛は1年以内に落ち着きます。
それ以上続く場合、甲状腺機能の異常や鉄欠乏性貧血、亜鉛欠乏症などの可能性があります。

以下のような症状がある場合は、特に注意が必要です。

  • 爪が割れやすい、スプーン状に反っている(鉄欠乏の兆候)
  • 異常な疲労感、動悸、息切れ(貧血の可能性)
  • 体重の急激な変化、むくみ、寒がり(甲状腺機能異常の可能性)
  • 髪だけでなく眉毛や体毛も薄くなっている(ホルモン異常の可能性)



相談先は、まず皮膚科が適切です。
脱毛症の診断と治療を専門に行う皮膚科医もいます。
また、女性の薄毛専門クリニックも増えており、産後ママ向けの治療プログラムを提供しているところもあります。

血液検査で鉄分や亜鉛、甲状腺ホルモンの値を測定すれば、髪質悪化の原因が特定できます。
原因がわかれば適切な治療が可能で、多くの場合は数ヶ月で改善します。
「美容の問題」と軽視せず、体からのSOS信号として受け止め、必要に応じて医療機関を受診してください。
早期発見・早期治療が、髪質回復の最短ルートです。